キャンプ始めたいけど何から?
道具より大事な5つのステップ【初心者・家族向け】
「家族でキャンプを始めてみたいけど、何から始めればいいのかわからない」
そんな悩み、じつはすごくよくわかります。我が家もそうでした。
ネットやSNSを見れば、かっこいいキャンプギアや映える写真がいっぱい。でも、いきなり全部そろえるのはハードルが高いし、「思ってたのと違った…」なんてことになったら悲しいですよね。
この記事では、キャンプ道具を揃える前に「これはやっておいてよかった!」と思える、大事なステップを5つご紹介します。
そして何より大切なのは、家族みんなで話し合って始めること。パパだけが空回りするんじゃなくて、子どももママも「やってみたい!」って気持ちを持てることが、キャンプを長く楽しむコツだと思います。

▲まずは作戦会議から。これもキャンプの楽しさの一部!
STEP①:「やってみたいね」から始める作戦会議
キャンプは、行き先や道具選びの前に、“どうしてキャンプをしてみたいか”を家族で話し合うことがとても大切です。
我が家では「自然の中で思いっきり遊ばせたい」「焚き火やってみたい」「キャンプ飯食べてみたい」そんな理由がきっかけでした。
そして気づいたのが、「パパがひとりで盛り上がっても、続かない」ということ(笑)
💬 家族で話しておきたいこと
- 誰と行きたい?(家族だけ?友達家族と?)
- どんな場所がいい?(川・森・高原・海辺など)
- どの季節がいい?(春?夏休み?秋?)
- やってみたいことは?(焚き火?バーベキュー?テント泊?)
この「作戦会議」が、すでにキャンプの一部です。子どもたちが「やってみたい!」と自分で言えたら、それだけで準備も楽しくなります。
STEP②:最初は“がんばりすぎない”お試しキャンプから
いきなり「本格的なテント泊」はちょっとハードルが高い…という場合は、デイキャンプやコテージ泊がおすすめです。
小さな子どもがいると、暑さや寒さで体調を崩しやすかったり、虫が苦手だったりします。「なんか大変だった」という思い出になってしまうと、次に繋がりにくくなるんですよね。
だからこそ最初は、“ちょっと物足りないくらい”がちょうどいい。
🏕 おすすめの最初の体験スタイル
- ⛺ BBQ&レジャーシートでのデイキャンプ(道具も少なくてOK)
- 🏡 ロッジ・コテージ泊(寝具や設備が整っていて安心)
- 🧺 公園併設キャンプ場でピクニック気分
「キャンプ=大変そう」ではなく、「楽しい」が先に来るほうが、次につながります。
STEP③:買う前に“試す・調べる・借りる”でOK!
キャンプって道具がたくさん必要そうに見えますよね。テント、タープ、テーブル、チェア、コンロ…と見ていくと、どれも欲しくなる。でも、それ全部すぐ買う必要はありません。
レンタルや中古、身近な人から借りるなど、「お試し」の方法はたくさんあります。いきなり全部そろえても、「これ使わなかったな…」ってこと、意外と多いんです。

▲キャンプ場やサイトでレンタルも可
▲中古ショップやフリマも活用しよう
🔰 我が家の体験談:「気合いで全部そろえよう」と思ってたけど…
我が家も、最初は「どうせやるなら」とレンタルせず、一気に道具をそろえようとしていました。でも、SNSや経験者の声を調べるうちに、「買い替えた」「意外と使わない」「安物買いの銭失いだった」なんて声がたくさん。
そこで気をつけたのが“メリハリ”。私はお小遣い制の普通の会社員(笑)。だから、全部はムリだけど、せっかくならロマンがあるギアがほしいという思いもあって。
そのためにやったのが、じっくり情報収集+必要なものから優先的に購入するスタイル。友人から借りたり、メルカリやブックオフの中古品をチェックしたりして、ムダを省きながら、愛着の持てるギアを少しずつ集めていきました。
あと大事だったのは、キャンプの目的や方向性を確認すること。たとえば…
- 年に何回行く?
- 何人で行く?
- どんな過ごし方をしたい?
…これを話し合うだけで、「必要な道具の優先順位」が明確になります。
がんばって道具を全部そろえても、「せっかく買ったんだから行かなきゃ」って義務感になってしまったら、本末転倒ですよね。
だからこそ、最初から100点を目指さないこと。
少しずつ、自分たちに合った形で楽しめるのがキャンプの魅力だと思っています。
STEP④:「うちのキャンプスタイル」を話し合ってみよう
ギアを揃えるにしても、家族構成や頻度によって必要なものは変わってきます。
たとえば、テント一つとっても「子どもが小さいから室内移動しやすいレイアウトがいい」「夜泣きが心配だから個室タイプがいい」など、状況でベストは違います。
🎯 自分たちに合ったスタイルを考えるヒント
- 子どもは何歳? 着替えや遊び道具は?
- 荷物はコンパクトにしたい?積載に余裕ある?
- タープでのんびり派?アクティブに遊びたい派?
みんなの意見を取り入れながら作戦を立てることが、「また行きたい!」につながる第一歩になります。
✅ 初心者のためのチェックリスト
- ☐ 家族で「やってみたいね」と話した
- ☐ 目的や行き先のイメージを共有した
- ☐ 最初はコテージやデイキャンプも検討
- ☐ 道具はまずレンタルや中古で試した
- ☐ 家族構成・頻度に合わせて優先順位を決めた
STEP⑤:初心者にやさしいキャンプ場を選ぼう
道具があっても、いざ行く場所でつまずくと楽しさは半減…。最初は「初心者・ファミリー歓迎」のキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
シャワーや洋式トイレ、炊事場が清潔か、売店やレンタルが充実しているかなど、快適さはとても大事。
🔍 キャンプ場選びのポイント
- ファミリー向け・初心者歓迎の表示がある
- テントサイトが広め&車横付けOK
- 子どもが遊べる公園や川が近くにある
- チェックインが遅すぎない
- 公式サイトや口コミで雰囲気がわかる
特に子どもが小さいうちは、「安心して泊まれる場所かどうか」がとても大切です。
📚 キャンプ場選びに役立つ本はこちら
「どのキャンプ場に行こうか悩んでいる…」という方におすすめなのが、エリア別のキャンプ場ガイド本。初心者向けやファミリー対応の施設も見つけやすく、紙で一覧できるのはやっぱり便利です。
初心者・子連れ向けのキャンプ場を探す時に気をつけたいポイントをまとめた記事もあります👇
👉 【子連れキャンパー必見】我が家のキャンプ場選びのリアルなチェックポイント7+1選
🎯 まとめ:「みんなが主役」のキャンプ、最初の一歩を大切に
キャンプって、ギアを買ってからがスタート…ではありません。
「どんなふうに楽しみたい?」と家族で話すところから、すでにキャンプは始まっています。
道具をそろえるのも楽しい。けれど、無理をして続かなくなるより、みんなのペースで一歩ずつ始めた方が、きっと楽しい思い出になります。
子どもたちにとっても「楽しかったね、また行きたいね」となることが何より大事。そのためには、パパもママも疲れすぎず、みんなで楽しめる準備が必要です。
だからこそ、「立ち止まって作戦会議」をおすすめします。
それもワクワクする楽しい時間ですよね^ ^
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