【子連れ涸沢カール4泊5日レポ①⛰️】

登山・アウトドア・キャンプ

自宅から上高地・小梨平キャンプ場へ|家族で挑んだ夏の大移動!


🕗 7月26日(土)出発。夏休み、ついに始動!

天気予報は「曇り」。
でも、山の天気は気まぐれ。
ここ最近の登山ブームもあり、上高地の混雑は想像に難くありません。

「何時に出ようか…」と前日まで家族会議。
前泊も考えたけれど、平湯周辺の宿はどこも夏休み価格で目が飛び出る金額。
車中泊も頭をよぎりましたが、「翌日に響く…」という現実的な声により却下。

最終的にたどり着いた作戦は、
「お昼頃に平湯へ着いて、帰ってくる人の駐車場を狙う!」
この計画が後々、功を奏することになります。


🍱 道中ランチは「長八食堂」さんでエネルギーチャージ!

平湯の少し手前、高山市下切町。
偶然見つけた「長八食堂」さんに立ち寄りました。

お店はランチ営業中心で、
豚ちゃん、唐揚げ、ラーメン、うどん、カツ丼まで…!
いかにも地元の人気店というラインナップ。

家族で「鶏ちゃん定食」「味噌からあげ定食」「ラーメン」を注文。
どれもボリューム満点で、おいしい!
「この店、当たりだね!」と満腹で満足。
登山前の腹ごしらえにぴったりでした。


🚗 あかんだな駐車場へ。作戦成功!

今回の目的地は「平湯バスターミナル」…ではなく、
「あかんだな駐車場」。間違えやすいので地図で要確認!!
ここが、上高地へ向かうほとんどの登山客・観光客の出発点になります。

平湯バスターミナルからでも乗れますが、
バスは「あかんだな → 平湯 → 上高地」の順に停車。
ハイシーズンはあかんだなで満席になり、平湯から乗れないことも。
なので、やっぱり最初からあかんだながおすすめです。


🅿 あかんだな駐車場情報(2025年時点)

項目内容
駐車台数約850台
料金普通車 600円/日(後払い・カードOK)
営業時間24時間(自動ゲート式)
営業期間4/17〜11/15(冬季閉鎖)
バイク300円/日
備考電子マネー可、QR決済不可

12時半ころ到着。
作戦どおり、バス停に下る階段近くに駐車できました。
この階段を降りて左へ進むと、すぐバスセンターです。
トイレもあり、建物内の券売機で切符を購入します。
時間に余裕をもって動くのが◎。


🚌 上高地までの道のり

2025年現在、バス料金は以下のとおり。

  • 片道:大人1,500円/小ども750円
  • 往復(7日間有効):大人2,800円/小学生以下1,400円

タクシーなら片道5,400〜6,000円ほど。
混雑時は乗り合いにして行く人もいます。
所要時間は約35分。
山道なので、酔いやすい方は酔い止め必須!


☔ 上高地、まさかの大雨!

天気予報は「晴れ/曇り」だったのに…
バスを降りた瞬間、どしゃ降り。

「え?うそでしょ?」
家族で顔を見合わせる。

でも、これも上高地あるある。
雨具は観光でも必須装備です。

雨雲レーダーでは2時間ほどで止みそう。
そこで、売店やカフェ、ビジターセンターをのんびり見て回ることに。

名物「河童焼き」をつまみつつ、
冷房の効いた館内でひと休み。
結果的に良い時間つぶしになりました。


🌉 雨上がりの河童橋と、にぎやかな上高地

雨が止んだので、いざ河童橋へ。
歩いて10分弱で到着です。

テレビで見るあの景色が目の前に!
そして…人・人・人!
観光地のパワーを感じます。
海外の方も多く、まるでちょっとしたフェス状態。

混雑を避けたい方は、朝早めの来訪が断然おすすめです。


⛺ 小梨平キャンプ場で1泊目!

河童橋からさらに10分ほどで「小梨平キャンプ場」に到着。
梓川沿いのK・L・Iサイトは、川と穂高連峰が見える絶景ポイント。
でも、ハイシーズンの土曜はまるで山岳テント場のような密集具合。

我が家は受付から近めのBサイトに決定。
お盆時期以外は予約不要です。


🏕 小梨平キャンプ場情報(2025年)

項目内容
テント泊料金大人1,500円/泊、小学生800円/泊
入浴施設あり(時間制限あり)
売店あり(お酒・調味料・食材・お菓子など何でも)
食堂定食豊富。営業時間はHP要確認
喫煙所灰皿あり

夕食は食堂で「おでん定食」と「山賊焼き定食」。
そして、やっぱりビール。
テント泊の一日目、無事完了です。

夕暮れ時、梓川沿いのベンチで
オレンジ色に染まる穂高連峰を眺めながら飲むビールは…もう最高。
この景色は、宿泊者だけの特権ですね。


🌅 翌朝の上高地

夜のうちに降った霧雨のせいか、朝はテントがびっしょり。
でも、これもテント泊の味。

今回はシートゥーサミット Evac ドライバッグを導入。
濡れたギアもそのまましまえるので便利でした。

我が家のテント泊で大活躍した、Sea to Summit Evac ドライバッグレビューもぜひ見てみてください。

朝ごはんは売店の冷凍食パンとバター。
食堂のトースターで焼いたら、外カリ中ふわ!
これがびっくりするほどおいしくて、
「これで十分だね」と家族で笑いました。


朝8時、いよいよ徳澤を目指して出発。
天気は…ようやく晴れ!
ここから本格的な「涸沢への道」が始まります。


✍️ まとめ(1日目)

  • 平湯→あかんだな作戦は◎
  • 雨具は絶対忘れずに
  • 小梨平の売店&食堂は神レベル
  • 河童橋周辺は午後混雑、朝が狙い目
  • 子連れでも1泊目を小梨平にすると余裕あり

次回:「徳澤〜横尾〜涸沢へ! 子どもと歩く本格登山編」へ続きます。

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