【2025年版】空冷VWはいくらで買える?ビートル・バス初心者向け価格ガイド
ずっと憧れていたビートルやバス。
「いつかは乗ってみたい」と思ってるあなたへ。
空冷VWの世界に片足突っ込んだ自分が、リアルな購入相場と選び方をお伝えします。

1. 空冷VWってそもそも何?
空冷VWとは、冷却水ではなく「空気で冷やす」エンジンを積んだ昔のフォルクスワーゲンのこと。代表的なのはこの3タイプ👇
- Type1(ビートル)…いわゆるカブトムシ
- Type2(バス)…ワーゲンバス。キャンプにも人気
- Type3…ファストバック・スクエアバックなど少しマニアック
どれも1960〜70年代に作られた個性派たちです。
2. モデル別の中古価格相場(2025年時点)
Type1(ビートル)
- 60年代前半:200万〜400万円(状態により大きく変動)
- 67年式:人気の年式。300万円〜
- 70〜79年式:比較的安価。100万〜250万円
Type2(バス)
- スプリットウィンドウ(〜67年):500〜1000万円以上
- ベイウィンドウ(68〜79年):250万〜500万円前後
Type3
- スクエアバック/ファストバック:150万〜300万円前後
※価格はあくまで目安。状態・整備内容・ショップの信頼度によってかなり変わります。
3. 年式による価格の傾向と違い
同じ「ビートル」でも、年式によってデザインも性能も違います。
例えば67年式は「最後のナロー」と呼ばれ人気。68年以降はバンパーが太くなり、ウィンカー位置も変化。
Type2バスも、スプリット(フロント2枚窓)とベイウィンドウでは雰囲気がまったく違います。


4. 初心者におすすめのモデルは?
70〜79年式のビートルが扱いやすくて価格も現実的。部品も豊富で、整備しやすいです。
Type2もいいけど、車体が大きいぶん費用もアップします。
まずはType1で空冷VWの楽しさに触れてから、バスやType3にステップアップもおすすめ。
5. 「買える金額=すぐ乗れる金額」じゃない!
車体価格のほかにも、けっこうかかるんです。
- 名義変更・登録費用(数万円)
- 点検整備・タイヤ交換(5〜15万円)
- 自動車保険(旧車扱いになる場合も)
- 輸送費(遠方購入の場合)
「コミコミ予算」は、本体価格+10〜30万円くらいを見ておきましょう。
6. 安さに釣られると痛い目見るかも…
たしかに、ネットで50万円とかの車両も見かけます。でも、それって「不動車」だったり「車検取れないレベル」だったりすることも。
安物買いの銭失い、空冷VWでは本当にあるあるです。
信頼できるショップで、整備歴や状態をちゃんと聞いて買うのが大事です。
7. 【まとめ】予算別に考える、あなたに合う1台
〜150万円
→ Type1の後期モデル(70年代)、要整備前提
150〜300万円
→ 整備済Type1、Type3、ベイウィンドウ初期
300万円以上
→ 67年式Type1やベイウィンドウ上物、理想に近づける価格帯
もし予算が限られていても、「いま買うべきか」じゃなく、どこで買うか、誰と乗るかを大事にしてほしいなと思います。

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